オブジェのようなペット
こんばんわ
やまじんです。
あれは20年くらい前、中野で衝撃的なチラシを見た。
「爬虫類バーゲンセール」
生き物を安売りするとはけしからん。
そう思いつつ、なぜか蛇に興味を持っていたやまじん青年は店へと向かった。
店にはたくさんの爬虫類がいて、セールの対象になっている蛇、ボールパイソンに出逢った。
そしてセール最終日の数日後、持ち帰った。
彼の名はジョナサン
名前はKornというバンドのヴォーカルからもらった
ボールパイソンのジョナサンは14年後、空へと向かった。
彼は何人もの友達に悲鳴を提供してくれた。
指を噛まれて、折れた歯が1ヶ月くらい指の中に埋もれてた事もあった。
あれは痛かったな。
その後、新たに2匹の蛇がサンタと共にやって来た。
ブラックラットスネークのリューシスティックのシロ
セイブシシバナヘビのパグ
名前は弟が勝手につけた。
もう少し別の名前にしてほしかったが、なんか決まった。
彼が学生の時に飼っていたハムスター(ロボロフスキー)にウンチという名前をつけてあげたお返しだろうか。
そう。
話は反れるがハムスターのウンチが下痢で病院に行った事があった。
当然、診断が終わると呼ばれるわけだが、正直な弟は名前にウンチと書き、「ウンチちゃんの飼い主の方〜」とナースに呼ばれたそうだ。
蛇はとてもエコロジーな生き物。
数ヶ月何も食べなくても生きていける。
冬には自ら食を断つ奴もいる。
春を迎え、シロとパグは半年ぶりくらいのメシを今食べている。
モリモリと。
気温が上がると活発になるので、食べる時にたくさんあげるのだ。
まーいろんな意見はあるが、へびはとてもキレイなのだ。
エナメルのような鱗
じっと動かずとぐろを巻く姿
ひんやりとした体温(体温ないけど。。)
食べた生き物の血の一滴も無駄にせず摂取する。
残るのは毛だけだ。
鳴かないし臭わないので、OLに人気でもある。
爬虫類ショップに行くと、電車が好きそうなメンズや美人OL風な客がいるのにはビックリする。
男より、女のが爬虫類を好きなようだ。
毎日餌をあげるわけでもないので、飼ってる実感はあまりない。
なつく事もない。
可愛くもない。
でも、そんな蛇が好きだ。